『幸せになる勇気』から考える、アドラー心理学を子供のしつけに活かす方法

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こんにちは、マミです。

今回から、岸見一郎先生と古賀史健さんによる、アドラー心理学の勇気の2部作後編、

『幸せになる勇気』の感想や、そこから考えた事を少しずつまとめていきたいと思います。

ネタバレ要素がありますので、これから本を読む方はご遠慮ください。

まだ『幸せになる勇気』を読んでいない方は、良ければこちらの記事をお読みくださいね。

これは読むべき!アドラー心理学『幸せになる勇気』ネタバレなしの感想まとめ

2016.02.26

アドラー心理学は宗教なのか

これは、私も疑問に思っていた事でした。

前作の『嫌われる勇気』は、その衝撃的な内容で、ミリオンセラーを達成するほどの人気を呼び、注目を集めていましたよね。

過去に原因があるのではなく、未来の目的のために現在の自分がある。

勇気をもって行動する事、そうすれば人は今この瞬間からでも変われる。

褒めてはいけない、叱ってもいけない。人は上下の関係ではなく、横の関係でなければならない。

そんな、今まで私たちがしていた考え方とは異なる目線で物事を考える事で、複雑に絡まった悩みがシンプルなものに変わっていくという事でした。

書かれている内容は頭では理解できるのだけど、実行しようとすると難しい。

そして、実行したものを継続し続ける事は、さらに難しかったのです。

そのため、最終的には「アドラー心理学を信じるのか、信じないのか。」その点に葛藤をもつようになりました。

「アドラー心理学を信じていれば、間違いない。」

理解が足りないためにそのような考え方に陥ってしまうと、結局のところ宗教と変わらないのではないか?そんな気になってきます。

この事について、本書では、『アドラー心理学は宗教ではなく、哲学である』と述べられています。

宗教とは、自分で考えるというよりも、物語を持った神を信じるという側面があります。

一方、哲学は真理の探究のため、自問自答を繰り返しながら長い道を永遠に歩き続けるのだそうです。

哲学は学問というより、生きる「態度」なのです。

引用:『幸せになる勇気』第1章より

この言葉にはっとしました。

アドラー心理学は、知ったらそれで終わりなのではないのですね。

知ったそのときから、自身の生活の中でアドラー心理学の哲学を実践し、考え、そして前に進み続ける事が大切なのでしょう。

あらためて、考える事を放棄することなく、アドラー心理学、そして自分や家族に向き合い続けなければと考えさせられました。

教育の目標は「自立」である

今回、青年が教師の道を志したという設定の為、教育についての内容が多く取り上げられていましたね。

私自身は教育者ではなく、2人の子供を育てる母親ですので、母としての目線で考えたいと思います。

家庭において、例えば私が普段子供たちを見ていて、どんな風に育って欲しいと思うのか、考えてみました。

  • 自尊心を失うことなく、自分の進む道を信じて前向きに生きられるようになってほしい
  • 人生に希望をもって、楽しい事や嬉しい事を沢山感じられる人になってほしい

私自身が金銭やキャリアにあまり関心がないので、子供達それぞれがやりたいことを見つけて、元気に明るくいてくれればな、そう思っていました。

その目標に向かって育てていくためには、今の私は何に気をつければいいのでしょう。

こうした教育やしつけの最終的な目標について、『幸せになる勇気』の中ではこのように書かれていました。

教育が目標とするところ、ひと言でいうとそれは「自立」です。

教育とは「介入」ではなく、自立に向けた「援助」なのです。

引用:『幸せになる勇気』第1章より

この「介入」「援助」という言葉、どきっとしますね。

「あなたの為を思って。」

そんな風に言って、子供が自ら学ぶ前にあれこれ手や口を出し過ぎるのは、おそらく「介入」になるのでしょう。

子供の力を信じて、他者や社会とうまく関わっていくための人間知を「援助」しながら共に考えることが大切なんですね。

青年はこの章で、アドラー心理学の掲げる目標について振り返っていました。

行動面の目標は次のふたつ。

  1. 自立すること
  2. 社会と調和して暮らせること

そしてこの行動を支える心理面の目標が、次のふたつでした。

  1. わたしには能力がある、という意識
  2. 人々はわたしの仲間である、という意識

引用:『幸せになる勇気』第1章より

私、流し読みしていたのか、この目標がすっかり頭から抜け落ちていました。

子供と向き合っていると、あれがこーでこれであれで…と、次から次へとハプニングを持ちかけられて、冷静に判断が出来なくなることが多くあります。

そんなときは、難しく考えずにまずは「私は子供たちの援助をする立場なのね。」という気持ちを思い出すようにしようと思います。

『援助』という言葉を使うだけで、ついガミガミ言ってしまう上から目線な自分にストップをかけられるような気がします。

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まずは初めの2段落だけですが、この2つはどちらもとても私にとって大切な内容が書かれていました。

  • 学び続ける、考え続けるという姿勢を大切にする
  • 行動面の目標を忘れず、『援助』の気持ちで子供たちに接する

ひとまずこの2点が自分の中でしっくりと来たら、また次に進みたいと思います。

アドラー心理学は簡単なようで、実践するには困難を伴います。

1段落ずつゆっくりと消化して、アドラー心理学を実践へとつなげていきたいです。

他にもアドラー心理学について書いています

『りんごとひつじ』では、パニック障害を克服する為にアドラー心理学について勉強して、考えたことや書籍の感想をまとめています。

良ければ他のページもぜひご覧くださいね。

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