【感想】マンガでやさしくわかるアドラー心理学。入門書にオススメの1冊です!

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こんにちは、マミです。

いま、心理学の中でもアドラー心理学がとても注目されています。

NHKテレビ『100分 de 名著』でも、今月のテーマにアドラーの『人生の意味の心理学』が取り上げられていますね。

「アドラー心理学って、一体どんな心理学なんだろう。」

そんな方が、はじめての入門書として選ぶのにぴったりな本をご紹介します。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学

日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)発行の、『マンガでやさしくわかる』シリーズです。

このシリーズ、どれも絵が可愛くて読みやすいので注目しています。

岩井俊憲さん著、星井博文さんがシナリオ制作、そして作画は深森あきさんです。

岩井俊憲さんという方は、有限会社ヒューマン・ギルドの代表者であり、アドラー心理学を用いたカウンセリングや、カウンセラー養成、研修などを行っているそうです。

そんなアドラー心理学のプロが書くこの本、一体どんな内容なのでしょうか。

勇気づけで人生を変えていこう

この本は、マンガの本編と、それを解説するための文章の2つで構成されています。

物語の主人公は、前島由香里、28歳。

神戸の老舗洋菓子チェーンの会社で働いています。

幼い頃の家庭環境の影響から、とっても負けず嫌いで、仕事でも妥協が出来ず、生き辛さを感じています。

そんな由香里のところに、ある日偶然、アルフレット・アドラーの幽霊がやってきます。

アドラー先生は、見つけてくれた由香里に恩を感じて、お礼にアドラー心理学を教授するのです。

「ライバルに負けたくない!」

「どうして私の指示にしたがってくれないの!」

「一生懸命やってるのに、どうして結果がついてこないの」

最近エリアマネージャーに昇格し、部下と上司の間で苦悩する由香里。

Amazonのレビューを見ていると、由香里が気が強すぎて共感できない…という意見もありました。

けれど、仕事に悩む女性なら誰もが大なり小なり一度はこんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?

由香里は、幼い頃優秀な兄と甘え上手な妹にはさまれて育った経歴から、心に傷を負ったまま成長していました。

うまく行かない仕事と、認められなかった子供時代を重ね合わせて余計に苦悩してしまうのです。

けれど、アドラー先生に出会って未来志向の考えを学んでいくうちに、その悩みに変化が現れ始めます。

由香里の人生は、アドラー心理学と出会うことによって、どのように変わっていくのでしょうか。

私の感想

私がアドラー心理学と出会ったのは、この本がはじめてでした。

由香里が過去のトラウマの影響を現在の出来事にも重ねてしまうところは、私にはとても共感できました。

そして、アドラー先生のアドバイスは、私が今まで出会ったことのない考え方でした。

以前、心療内科で先生にこんな相談をしたことがあります。

「先生、私は子供のときに母親とうまく行かず悩んだので、娘に同じ思いをさせないか不安でたまらなくなる事があります。」

「私は何がいけなかったんでしょうか。どういう点に気をつけて子育てすれば、私のようにせずに済むでしょうか。」

先生はこう言いました。

「マミさん、もう過去の事を考えるのはやめなさい。」

「同じ育ち方をしたって、みんながみんなうつ病になるっていう訳ではない。」

「それなら施設にいる子どもたちはみんな心を病んでしまうことになる。でも実際は、平気な子だっている。」

過去の原因を追究するのではなくて、これから未来の事を考えて今の行動を決めなさい。

そのときは納得がいきませんでしたが、このマンガを読んで、このことだったのかと目からウロコが落ちました。

その後ベストセラーになった、岸見一郎先生の『嫌われる勇気』を読み、タイミングよくNHK『100分 de 名著』でアドラー特集が放送されることになり、現在に至ります。

私がアドラー心理学を知るきっかけになった本として、この本があって良かったと思います。

読んでみて正直な感想として、マンガですので展開も早く、『こんなにうまく行くわけがない』という思いもあります。

けれど、自分に似た考え方をする由香里に、アドラー先生がどんなアドバイスをするのか。

そして、それを実行することでまわりがどう変わっていくのか。

それを読みやすくマンガで描いてくれたおかげで、自分の中にすんなりと入ってきました。

文章の部分は、アドラー心理学に関する知識が一通り書かれていて、はじめてだと難しいと感じる部分も多くありました。

作者の岩井先生がこの本の読み方として、こう書かれています。

まずは、普通の読み方です。最初から最後まで読み切って下さい。

2回目は、マンガの部分だけ読んでください。

3回目は、本文だけ読んでみてください。もし、最初から最後だけ読むことが困難だと思ったら、マンガの部分だけ読んでいただいても結構です。その後に本文を読んでください。

この本は「わかる」→「できる」→「身につく」のステップの最後までたどり着けるように設計しています。どうか楽しみながらページをめくってください。

このように、マンガだけで読んでも内容がつながるようになっているのです。

はじめての方にはわかりやすく、もっと学びたい方には知識もきちんと学べるように出来ています。

そうして興味が深まった方は、私のように他の関連書籍を読んだり、テレビで学習してみると良いかと思います。

全部で3巻あります

この『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズは、全部で3巻出ています。

2巻は、主人公が男性にかわりますので、男性の方も共感しやすい内容になっています。

また、3巻は人間関係編と題されて、アドラー心理学の大切な、対人関係の悩みの部分に触れています。

登場人物は変わらず、どの巻から読んでもきちんと学べるように書かれています。

けれど、1巻では悩みなんてないように見えた人が実は悩みを抱えていたたり、登場人物のまた違った一面も見えるので、1巻から続けて読むのがお勧めです^^

まとめ

何をやってもうまくいかず、私なんてだめだと思ってしまう方。

過去のトラウマをひきずって、前を向けない方。

そんな方は、ぜひこの本を一度手に取ってみてください。

もしかしたら、あなたの悩みを解決する糸口がこの中にあるかもしれませんよ。

もっとアドラー心理学を知りたい方に

このブログでは、アドラー心理学についてのまとめ記事も書いています。

良ければあわせてご覧ください。

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