薬の副作用を怖がっていてはパニック障害は治せない。薬そのものではなく医師との信頼関係を大切にしよう

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こんにちは、マミです。

今回は、パニック障害の薬の服用について考えてみたいと思います。

パニック障害の治療を始めるにあたって、薬の副作用を心配される方も多いと思います。

というのも現在、インターネット上にはパニック障害の薬に関する様々な知識が溢れかえっています。

  • 薬の名前・作用・副作用
  • どの程度の症状ならどのくらいの量が処方されるのか。
  • パニック障害で処方される薬のひとつである、抗うつ剤を飲むと副作用で自殺願望が高まるらしい
  • 薬に依存してしまう・薬がやめられなくなって余計にうつが悪化した気がする。
  • パニック症状が辛いから処方された薬の量よりも多めに飲んだ・勝手に飲むのをやめた。

こういった情報は私も過去に何度も目にしてきました。

そのため、薬を飲むことが怖くなって、心療内科に行くことすら抵抗を感じて、自分で我慢した時期もありました。

いま、パニック障害を患っている方の中には、服薬期間が長く薬に対する知識の豊富な方も大勢います。

そうして、病院でもらった薬をまるでサプリメントでも飲むかのように、ブログなどで勝手に分量をアレンジして飲んだり、それを公開しています。

正直、あまり気分のいいものではありません。

不安定な気持ちで暴れだしそうな思いを抱えているのは、本当によくわかるんです。

けれどそうした行動が、周囲の人々のパニック障害に対する偏見にもつながっています。

信頼できる先生に処方された通り、きちんと決められた通り薬を服用していれば、パニック障害の薬は怖いものではありません。

パニック障害を本気で克服したい方、家族がパニック障害になって正しい情報を得たいと必死になっている方は、ぜひ読んでください。

パニック障害の薬に対する抵抗感

パニック障害の薬を処方されて、飲むのに抵抗を感じる方は少なくないと思います。

そして、日本薬剤師会の調査によると、パニック障害の薬に対する抵抗感から処方されても正しく服用せず、勝手に量を減らして飲みきっていない方は6割を超えるそうです。

どうして抵抗を感じてしまうのでしょう。

ひとつは、はじめに挙げたような、インターネットからの一部の間違った情報による偏見や不安からくるものがあるでしょう。

また、パニック障害の薬の性質上、脳に直接働きかけるという作用に恐れを感じる方もいるかと思います。

パニック障害という状態自体が不安を大きく感じ過ぎてしまう精神状態にあるので、処方箋に書かれた一部の副作用が気になってしまうのかもしれません。

正しく服用しないとどうなるのか

パニック障害の薬に抵抗を感じて正しく服用しないと、どうなるのでしょうか?

常用薬と頓服の違い

まず、パニック障害で処方される抗うつ剤の多くは、即効性がなく、体内に一定量の成分が維持された状態が続いてはじめて、効果が表れてくるそうです。

この考えは、よく内科で処方される抗生物質も同じですよね。

私の場合は『1~2週間は実感がないかもしれないが、朝晩必ず決められた量を続けるように』と指示されました。

そういった飲み続ける必要のある薬を、自己判断で辛い時だけ服用する頓服のような使い方をしてしまうと、副作用の恐れがあるだけで薬の効果は期待できません。

薬の量が増えてしまう

服用していないのに、診察のときには何も言わない。

その状況が招く結果は、薬の量を増やすことです。

医師は診察して、前回の薬でも効果が表れていないと判断すると、薬の量を増やしたり、種類を変えたりします。

パニック障害の薬には色々なタイプがあります。

私も身体にあう薬は本当に効果がありましたが、身体にあわない薬は副作用の吐き気やめまいで大変な思いをしました。

ですので、落ち着くまでは色々な薬を試してみるのは、よくある事なんだそうです。

もし自分にあった薬が処方されていたのに飲まなかったら、またあわない薬をどんどん試されて、結局治療が長引きます。

それを勝手な知識で好き勝手飲んでいては、治るものも治りません。

気づけば大量の薬が処方されるようになっていて、自分がものすごく重病になったような気になったりもします。

大切なのは薬に対する知識ではなく、医師と患者の信頼関係

結局、大切なのは薬そのものではありません。

どんなに優れた薬が手元にあっても、それを活かすか殺すかで治療の進みは大きく変わってきます。

パニック障害の治療で最も大切なのは、医師と患者の信頼関係ではないでしょうか?

『アドヒアランス』という言葉があります。

アドヒアランスとは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けることを意味する。

引用:薬学用語解説

パニック障害の治療は、内科のように受け身でいてはいけません。

薬や治療、病気の経過に対して不安があるのなら、どんどんその気持ちを医師に打ち明ければいいのです

私も、今まで先生にさんざん、抗うつ剤は飲みたくない、この前の薬を飲むと眠くてつらい、など言ってきました。

その度に説明を受けたり、漢方に変えたり、点滴のみで様子を見たりと対応していただけたおかげで、今まで信頼関係を築いてこれたのだと思います。

きちんと納得のいくまで話をして、きちんと理解したうえで、正しい服用をしましょう。

パニック障害の薬は正しく使えば、怖いものではありません。

治療のために必要なものを、偏った知識と思い込みで選択肢から除外してしまうのは非常にもったいないのです。

病院に行くとうまく話が出来ない

なかには、病状が深刻で話すのも辛かったり、自分の状況がうまく説明できないときもあるでしょう。

そんな状況で薬を処方されて、不安で飲めない、という方もいると思います。

そんなときにオススメの方法です。

ノートに日記をつける

うまく話せなくて、いつも診察が終わって何もわかってもらえなかったことに落ち込んでしまう。

そんな方は、ノートや手帳に簡単な日記をつけておくことがオススメです。

その日感じた事や、不安だったこと、なんでも構いません。

それを医師に見てもらって、気になるところを説明してもらうと、普段感じているもやもやをすべて伝えることが出来ます。

落ち着くまでは、家族に同伴してもらう

家族の方が近くにいるなら、パニック症状が落ち着くまでは付き添ってもらいましょう。

ただし、あまり口を出し過ぎてしまうと、本人が伝えたいこととニュアンスが変わってしまう事もあるので、気をつけてください。

心療内科の先生は慣れていますので、ただ付き添ってあげるだけでも本人とご家族の方の両方の意見を聞いてくれます。

そのうえで病状の判断が出来ますので、ひとりで診察を受けに行くよりもより多くの情報を伝えることが出来ます。

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パニック障害の治療に対する不安と偏見については、私もさんざん感じてきたので、本当によくわかります。

けれど、本人に克服しようという気持ちがあれば、心療内科の先生は必ず味方になってくれます。

はじめの病院選びをしっかりと、そしてこの先生ならという医師に出会えたら、信頼をもって正しく服薬し、治療に臨みましょう。

大丈夫、今はつらくて先が見えなくても、パニック障害が回復してくれば、また新しい生活が待っていますよ。

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