ペーパーバッグ法は今や危険!1人の時に過呼吸を起こした場合の対処法とは?

紙袋
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こんにちは、マミです。

パニック障害の症状のひとつに、過換気症候群による過呼吸の症状がありますよね。

パニック障害の症状にはそれぞれ個人差がありますが、私は特にこの過呼吸の発作が出やすく、長年苦しんできました。

その為、小さな袋をいつも持ち歩いて、一人のときでも対処できるようにしていたのですが、Twitterでこのようなご指摘をいただきました。

『今は、ペーパーバッグ法は危険とされているんですよ。』

全く知らなかったので調べてみたところ、確かに危険につながるケースが多いそうです。

『でも、ひとりのときに過呼吸になったら、袋がなかったらどうすればいいの…?』

不安な思いから色々と書籍を調べてみましたので、今回情報をシェアさせていただきます。

ペーパーバッグ法とは?

さて、この昔から行われていた、過呼吸の対処法である『ペーパーバッグ法』とは、一体どのようなものなのでしょうか?

それを知るためには、まずは過換気症候群について見てみましょう。

過換気症候群

何らかの原因で呼吸を必要以上に行うことがきっかけとなり発症する。パニック障害などの患者に多くみられるが、運動直後や過度の不安や緊張などから引き起こされる場合もある。

過換気症候群は、呼気からの二酸化炭素の排出が必要量を超え動脈血の二酸化炭素濃度が減少して血液がアルカリ性に傾くため、息苦しさを覚える。そのため、無意識に延髄が反射によって呼吸を停止させ、血液中の二酸化炭素を増加させようとする。しかし、大脳皮質は、呼吸ができなくなるのを異常と捉え、さらに呼吸させようとする。また、血管が収縮してしまい、軽度の場合は手足の痺れ、重度の場合は筋肉が硬直する。それらが悪循環になって発作がひどくなっていく。

引用:Wikipedia(過換気症候群)

動脈血の二酸化炭素濃度が減少して発作がひどくなっていく為、口に紙袋を当てて呼吸させる事で二酸化炭素濃度を上げ、発作を鎮めるというのが従来のやり方でした。

これがペーパーバッグ法です。

この方法は昔ながらの家庭の医学などにも載っており、過呼吸時の応急処置として広く知られていました。

どうしてペーパーバッグ法が危険なの?

ペーパーバッグ法が危険とされる理由としては、主にこの2つが挙げられるようです。

  1. パニックではなく重篤な病気だった場合の危険性
  2. 低酸素症による危険性

パニックではなく重篤な病気だった場合の危険性

1つ目の例として、患者が肺水腫など重篤な病気であった場合、発作時に過呼吸と同じような症状が出るそうです。

その場合に周囲の人が安易にペーパーバッグ法を進めてしまうと、逆に症状を悪化させてしまいます。

低酸素症による危険性

2つめの例としては、呼吸が止まらなくなり酸素が過剰な状態から急に二酸化炭素が過剰な状態になることによって、窒息状態になる危険性を引き起こします。

そもそもペーパーバッグ法を正しく行うためには、極端な酸素不足にならないよう隙間を少し開けておくなど、慣れていなければ加減がとても難しいのだそうです。

その為、袋を用意したものの隙間を開けずぴっちりと鼻と口を塞いでしまい、窒息を引き起こす例もあったのだとか。

二酸化炭素によるパニックの連鎖

また、パニック障害の方の場合、二酸化炭素によって不安を感じ、さらにパニックが引き起こされる例もあるのだそうです。

以上の点からも、ペーパーバッグ法はメリットよりもリスクの方が高いと言えそうです。

ひとりきりで過呼吸になったときは?

それでは、ひとりきりで過呼吸になったときは、どのように対処すればよいのでしょうか?

この場合、紙袋には頼れませんから、呼吸法を勉強して事前に身につけておく必要があります。

過呼吸になったときは、とにかくゆっくりと息を吐くことを意識することが大切です。

1回の呼吸で10秒くらいかけて、細く長く息を吐きます。

息を吐く前に1~2秒息を止めるとより効果的です。

実際に私も行ってみましたが、慣れるまでは正直難しいですよね。

パニックと過呼吸で立っていられなくなって、目が回って上下もわからなくなるような感覚に襲われます。

そんなときでも、大丈夫、大丈夫とゆっくり自分に声をかけて、息を吐くことに集中してみてください。

私もまだまだだけど、きっと自分なりのコツが掴めていくのだろうと思っています。

とにかく、よほどの事がない限りパニックの発作、そして過呼吸によって命を失う事はありません。

落ち着いて、冷静に、自分を信じて耐える事が大切です。

まわりの人が過呼吸になったら?

では、まわりの人が過呼吸になった場合、どのように対処してあげればよいのでしょうか?

過呼吸の人を介助する場合、上で挙げた呼吸法に加えて、相手の胸や背中をゆっくりとしたリズムで押して、時間をかけて呼吸できるよう促してあげる事が大切なのだそうです。

過呼吸の発作が起きた時、まわりに誰かいてくれるだけでも本当に心強いものです。

ぜひご家族や身近な人にも正しい対処法を伝えて、とっさの時にそなえられるようにしたいですね。

この記事のまとめ プールにて

過呼吸の対処法については、私も知らなかったように、まだまだ正しい知識が広まっていないように感じています。

特に現在はストレス社会。

ちょっとした不安から呼吸が浅くなりがちな方は沢山いると思います。

ぜひ正しい呼吸法を覚えて、不安なく乗り切れるようになりたいですね。

難しいけど、慌てず、落ち着いて、発作を乗り切っていきましょう。

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