身近な人がパニック障害になった方へ。パニック障害がどんな病気か徹底解説します。

青空の下の夫婦
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こんにちは、マミです。

「実は私、パニック障害なの。」

大切な人にそう打ち明けられて、戸惑っている方はいませんか?

「家族が、恋人が、友人がパニック障害なんだけど、パニック障害って何?」

そんな方のために、今回はパニック障害という病気の全体像をまとめてみました。

パニック障害とは、一体どんな病気なのでしょうか?

心と身体の両方にパニック症状が起こる病気

パニック障害は、その名のとおり単に気持ちが混乱するというだけの病気ではありません。

パニック障害の発作には、心と身体の両方の症状があります。

心の発作は、強い不安や恐怖と言った精神症状。

身体の発作は、動悸、めまい、呼吸困難など。

その他、人によって多様な症状が現れます。

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このようにパニック障害は、心にも身体にもトラブルが起こる病気なのです。

発作がはじめて起こった時は、ほとんどの人が心の病気とは思わないようです。

身体症状が苦しく、また気がかりでもあるので、まずは身体の病気を疑って内科を受診するケースが多いのですが、そこでは異常が見つかりません。

パニック障害は内科ではなく、精神科神経科で専門医の治療が必要な病気です。

パニック障害は見落としや誤診が多く、正しい診断や適切な治療が行われないと、こじれて慢性化してしまいます。

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もし身近な人が病院で異常がないのに原因不明の不安感に悩まされていたら、専門医の受診を勧めてあげてください。

パニック障害は脳の『誤作動』による病気

パニック障害の原因は性格や気のせいではありません。

どんな人でもときには不安になることもありますが、通常は不安になるには何らかの理由があります。

しかし、パニック障害の場合、不安になるような理由が何もなくても、ふいに嵐のような不安におそわれ、パニック発作を起こすのです。

これは、脳内の神経伝達物質がバランスを崩し、脳が誤作動する為と考えられています。

励ますつもりで周囲の人が、

「気持ちを強く持ちなよ」

「心配性すぎるのよ」

そう声かけをしていると、パニック障害の患者さんはますます追い詰められてしまいます。

このような誤解は本人の孤立感を強めますので、注意が必要です。

パニック発作で死ぬことはない

パニック発作で動悸、めまい、呼吸困難などを感じると、本人は

「死ぬのではないか?!」

という強い恐怖に襲われます。

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しかし、実際は心臓や肺、脳などの臓器に異常があるわけではありません。

パニック発作の身体症状は脳の神経伝達物質の誤作動であり、また、極度のストレスによる自律神経症状ですので、しばらく時間が経てば収まります。

発作を起こしている本人はとても不安を感じていますので、そばにいる方は、発作が収まるまでぜひついていてあげてください。

「この発作で命をとられる事は絶対にないんだ」

という事を本人や周囲の人が理解して、冷静に対応することも大切です。

パニック発作はほおっておくと悪化する

パニック発作は、いったんおさまっても、また再び起こります。

そうして発作を繰り返しているうちに、発作が起こっていなくても発作の恐怖が忘れられなくなり、

「また発作が起こるのではないか?!」

と不安になります。

これを、予期不安と言います。

さらに、パニック発作が起こりそうな場所や状況を避けるようになり、一人で外出することが困難になるなど、日常生活に支障が出るようになります。

これを、回避行動や、広場恐怖症と呼びます。

パニック障害では一般的に、病状が進むにつれて

パニック発作→予期不安→回避行動(広場恐怖症)

という経過をたどります。

また、悪化すると長引く不安感への疲れから、非定形うつという抑うつ状態になってしまう方もいらっしゃいます。

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悪化させないためにも、自分がパニック障害かもしれないと思ったら、早い段階で適切な治療を受ける事が大切です。

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治療は薬と精神療法の両面から

パニック障害の治療は、薬物療法が中心です。

薬によって、パニック発作の原因となっている脳内の神経伝達物質のアンバランスを調整します。

そして、パニック発作が起こらないようにコントロールしていくのです。

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しかし、薬では心の動きや考え方までは変えることが出来ません。

そのため、認知行動療法自律訓練法など、自分の不安やストレスの捉え方を変えていく治療も必要になります。

パニック障害は、心と身体が深くかかわり合う病気ですので、治療も両面から行う必要があります。

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周囲の人の理解と協力が不可欠

こうやってこの記事を読んでくださっている方は、きっとパニック障害を患っている方の力になりたいと感じてくださっている方だと思います。

そんな周囲の方の支えは、パニック障害の経過を左右する重要なポイントにもなります。

どうか、回復に向かえるよう力を貸してあげてください。

  • 病気について正しい知識をもち、理解をする
  • 服薬や通院への手助け
  • 外出の付き添いや自立への導き
  • 食事の管理や、家庭環境の整備

など、療養生活には欠かせない点は沢山あります。

しかし、時には支える側の方が振り回されて疲れてしまわないように、冷静な対処を心がける事も大切です。

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また、このサイトでは、パニック障害についての記事を沢山まとめています。

私自身もパニック障害を患って15年経ちますので、よければ大切な方にこのブログを教えてあげてもらえると嬉しいです。

きっとお役に立てる記事があるのではないかと思います。

パニック障害おすすめ書籍

パニック障害について、正しく理解するために、オススメの書籍はこちらです。

パニック発作を起こしたことがなくても、具体的にどんな状態にあるのか、まわりの人に出来る事は何かをとてもわかりやすくまとめてくれています。

こういった書籍を読んだり、病院に付き添って専門医の説明を聞いたりして、パニック障害への正しい理解をいただけるととても嬉しいなと思います。

この記事のまとめ つないだ手

パニック障害という病気は、名前は知っているけど実際にどんな病気かは知らないという方は多いと思います。

そんな方が、偏見を持たずに正しく理解してくれるだけでも、病気で苦しんでいる人にとっては支えになるものです。

「何かしてあげたい。」

そう思いつめすぎると自分が苦しくなってしまいますので、出来る事から、まずは理解することから、ぜひはじめてあげてください。

あなたの大切な人が元気に回復するよう願っています。

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青空の下の夫婦

6 件のコメント

  • マミさん、こんばんは(*^^*)

    先日コメント欄に近況を書かせて頂いたともちんです。

    近所の内科で紹介状を書いてもらい、
    今週月曜日に精神科を受診し、パキシルを飲み始めました。パキシルの効果が出てくるまでは頓服薬として抗不安薬も処方してもらいました。
    どちらも長年服用していた薬なので、よく効くことも知っているし、飲むことに抵抗感もなく、先生によく話もきいてもらえて、とりあえず一安心したところです。

    でもその2日前から、2歳の長男が従兄からインフルエンザをもらってしまい、急患センターに行ったり1歳の次男を義実家に預けたりと、バタバタの連休を過ごしています(T_T)

    長男の熱が下がってきたので、次男は今朝自宅に帰ってきました。結局3泊もしたのに、泣きもせずお利口さんにしてくれてたようで助かりました。

    …が、なんと昼から次男も発熱し、聞けば義母も発熱しているとのこと(T_T)

    そして長男も再度熱が上がり、踏んだり蹴ったりの我が家です(>_<)

    連休で主人がいてくれるのが救いですが、明後日までに治るとは思えないので、ちゃんと私がケアしてあげられるか不安です。

    • ともちんさん、こんばんは!

      病院、受診されたのですね!
      薬の服用も始められて、先生に話も聞いてもらえて、ひと安心されたとの事、本当に良かったです。

      でも息子さん、大丈夫ですか?!
      インフルエンザ、まだ流行ってるんでしょうか?!
      熱も高くなるし、心配ですね…。
      ともちんさんもご主人もうつらないように、どうかお大事に過ごしてください。

      ゆっくり過ごしたくても、体調不良などでバタバタするとどうしても無理しちゃいますよね。
      また不安なときはお気軽にコメントしてくださいね。
      まずはお体をお大事に、落ち着いたらゆっくり過ごしてくださいね(*^^*)

  • マミさん、ありがとうございます(*^^*)

    今朝から主人がまた仕事ということで、朝から抗不安薬を飲んでお弁当作って、なんとか送り出しました。頓服薬として処方されてる抗不安薬ですが、ほぼ定期的に飲んでる状態です(-_-;)

    まだパキシルの効果が出てくるまで数日はかかりそうなので。

    幸い、私も主人も予防接種を受けていたので、インフルは大丈夫そうですが、下の子はインフルではなく風邪(?)らしいです。
    昨夜から私も咳が出始めてしまいました(T_T)

    子供たち二人ともまだ熱があるので、今日義父に付き添ってもらって小児科に行く予定です。

    上の子は週3日・3時間のみの短期間保育に今月から通ってますが、今日は休ませます。
    なので昼間は久々に私と子どもたちだけ…。
    特に上の子に苦手意識を持ってしまってる私は、心穏やかに過ごせるか心配です(>_<)

    余談ですが、マミさんのお子さんは3700gだったんですね! うちの上の子も3788gの立派な体で生まれ、今もクラスの中では大きめくんです(^_^)

    それに比べて下の子は、切迫早産&帝王切開だったこともあり、約2800gでした。1kgも違うと、体つきも全然違いましたよ。

    • ともちんさん、こんにちは。
      ご主人今日からお仕事なのですね。
      大変な中お弁当きちんと作られたの、本当にすごいです!お疲れ様です。
      インフルも辛いですが、咳の出る風邪も長引きやすいですからこたえますよね。
      はやく皆さんの体調が良くなりますように。
      お兄ちゃんはイヤイヤ期ですか?我が家も今、大変です(笑)
      きっと体調が落ち着くころには、薬の効果もあらわれてきますよ。
      それまでは無理なさらないでくださいね。
      ともちんさんのお子さん、3788gとは立派ですね!
      2800gでも最近では大きめですもんね。
      出産はもういいやーってくらい大変でした(笑)
      このまますくすく大きく育ってほしいですよね(*^^*)

  • マミさん、こんばんは(*^^*)

    私の作るお弁当は、前の晩ごはんの残り物と冷凍食品やウインナーなど、ほんとに簡単でワンパターンなものなんですが、主人が外で仕事(造園)してるので、やめるわけにもいかず… 朝は子供たちが起きないように息を潜めつつ作ってます(笑)

    今朝受診し、再検査したら、下の子もインフル陽性でした(T_T) ついでに義母も陽性で、しばらくは頼れない感じです(>__<)

    3歳になれば楽になるよ、なんて言葉も聞きますが、どうなんでしょうね?

    マミさんの上のお子さんはどうですか?男の子と女の子の違いもあると思いますが、2歳児ってほんとモンスターですよね(-_-;)

    • ともちんさん、こんばんは!
      息子さんの体調はいかがですか?
      少しは元気になったでしょうか?
      2歳児は女の子もまだまだ感情がコントロール出来なかったりで癇癪起こした時は大変です。
      ただ、話し方が舌っ足らずで可愛いのでなんだかんだ、最後は娘に癒されています。
      下の弟の方が落ち着きがなくて大変なので、きっと男の子だとまた違った大変さがあるのでしょうね。
      この子が2歳になったとき私の体力がついていけるか…(笑)
      ともちんさんのところは男の子がお2人と言うことで本当に尊敬します!
      無理のないように、また今週もお互い子育て頑張りましょうね。

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