その不安、パニック障害ではありませんか?13個の診断基準でチェックしてみよう。

こんにちは、マミです。

みなさんは、パニック障害という病名を聞いたことがありますか?

121024

「時々急に息が苦しくなるような発作に襲われるが、病院で検査しても原因がわからない。」

「時々気が動転したようになって、生きた心地がしなくなる。」

「パニックになるのが怖くて、また同じ場所に行くのが怖い。」

あなたのそんな症状、もしかすると、パニック障害かもしれません。

パニック障害(パニック症)と言って、突然、強烈な不安に襲われてしまう病気があるのです。

パニック障害なら、きちんと治療すれば症状が改善され、克服することが出来ますよ。

パニック障害って、どんな病気?

パニック障害とは、現在正式にはパニック症と呼ばれている病気の一種です。

大きなくくりでは不安症(不安障害)とも呼ばれ、はっきりと原因がわかっている訳ではありませんが、脳内の働きが変化することでパニックを起こしやすい状態になっているのです。

もともとストレスや不安に対する感受性の強い方がなりやすいと言われています。

まずはこちらの診断基準で、あなたの不安がパニック障害の発作なのかどうかチェックしてみませんか?

自分に当てはまるところがないかチェックしてみてくださいね。

パニック発作の13の診断基準

パニック障害(パニック症)と診断される基準として、まずパニック発作が起こったかどうかを診断する必要があります。

パニック発作の診断には、アメリカの精神医学会が挙げている13の診断基準というものがあります。

その診断基準とは、

動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
発汗
身ぶるいまたはふるえ
息切れ感または息苦しさ
窒息感
胸痛または胸部の不快感
吐き気または腹部の不快感
めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
寒気または熱感
10異常感覚(感覚がマヒまたはうずき感)
11現実感消失(現実ではない感じ)、または離人感(自分自身から離脱している)
12抑制力を失う、または”どうにかなってしまう”ことに対する恐怖
13死ぬことに対する恐怖

以上の13項目です。

1から9に関しては想像のつきやすい方も多いと思います。

10から13の症状に関しては感覚的なものなので、経験していなければ想像がつきにくいのではないでしょうか。

パニック発作の場合は、この13の症状のうち4つ以上が『ほぼ同時に』『かなり短時間で』現れるのが特徴です。

例えば、めまいや発汗と言った身体的な症状が出やすい方もいれば、現実消失感など感覚的な症状が出やすい方もいるのです。

パニック障害と診断される基準はさらに2つ

上で診断したパニック発作が1度現れただけならば、疲れていた可能性もありますし、極度なストレスが重なってたまたま感じたものかもしれません。

この発作の後に、予期不安回避行動といった症状が見られるようになると、パニック障害であると診断される事が多いようです。

予期不安

予期不安とは、パニック発作がまた起こるのが不安でたまらないといった症状の事です。

一度発作を経験した人は、その壮絶な発作の事を忘れる事が出来ません。

そして発作の再発が何よりの不安になってしまい、その不安感がさらなる発作を招いてしまいます。

不安が不安を呼び、自分で発作が起きやすい状態を作ってしまうのです。

回避行動

回避行動は、予期不安が高まった後に現れます。

パニック発作を恐れるあまり、発作の起きそうな場所や、以前発作の起きた場所や状況を避けるようになるのです。

パニック発作を避けて外出しなくなったり、家にこもってしまったりと、行動範囲がどんどん狭くなってしまいます。

この症状の事を、広場恐怖症とも言います。

回避行動をとるようになると、社会生活にも支障をきたしますので、パニック障害の中でも重度の状態であると診断されます。

パニック障害かも、と思ったら早めの治療を

上の診断をしてみて、

「どうやら私はパニック障害かもしれない。」

そう思われた方は、早めに病院を受診して治療を始められることをオススメします。

受診する科は、

  • 精神科
  • 精神神経科
  • 心療内科
  • メンタルヘルス科

などで相談すると対応してもらう事が出来ます。

  • 神経内科
  • 脳神経外科

こういった科は名前は似ていますが専門外ですので、避けるようにしましょう。

心療内科や精神科というと、通院や服薬に抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、パニック障害を治療せずほおっておくと、長期の不安感からうつ病を合併して発症する方も少なくありません。

パニック障害の治療には薬物療法の他にも認知行動療法やカウンセリングなど、薬を使わない治療もありますので、まずは専門家に相談してみましょう。

それでもどうしても抵抗のある方は、自分で出来る認知療法の本を読んでみるのもいいかもしれませんね。

パニック障害ではないかも?という方は社会不安障害かもしれません

上の診断基準で診断してみたけれど、この表にあてはまるほどではない…。

294467

「じゃあ、この不安は一体何なの?」

そんな方は、こちらの自己チェックもしてみてください。

社会不安障害の自己チェック

以下のような状況で、強い不安を感じたり、緊張で声や手がふるえたりすることがありますか?
大勢の前で話すとき
公式な席であいさつをするとき
集会で自己紹介するとき
会議で指名されて意見を言うとき
権威ある人と話をするとき
よく知らない人に電話をかけるとき
初対面の人と話をするとき
面接を受けるとき
人に見られながらサインをするとき
10外で食事をするとき
111~10のため、社会生活に大きな支障がありますか?

上の表の1?10が3つ以上あてはまり、それが頻繁にある方。

さらに11もあてはまる方は、社会不安障害という病気の可能性があります。

社会不安障害というのは、人の視線が気になったり、赤面してしまったりといった、対人面での不安が社会生活を脅かすほど深刻化した状態の事を言います。

社会不安障害からパニック障害につながる事もあります

アメリカNational Comorbidity Survey(1998)によると、社会不安障害からパニック障害を合併した人の割合は、4割にものぼるそうです。

社会不安障害は初期のうちに治療すれば回復する病気ですが、気づかないまま見過ごされる事がとても多いのです。

「内気な自分の性格がいけないんだわ。」

そんな風に病気に気づかず自分を責めたり、苦手な場面を避け続けていると、パニック障害やうつ病といった他の病気へとつながってしまいます。

パニック障害と同じように、自分ひとりで抱え込まないで、早めの受診や治療をオススメします。

受診先はパニック障害と同じく、

  • 精神科
  • 精神神経科
  • 心療内科
  • メンタルヘルス科

このような科を受診するようにしましょう。

matome4

パニック障害、そして社会不安障害は、適切な治療をすることによって改善出来る病気です。

自己判断で我慢して心身共に疲れ切ってしまう前に、ぜひ信頼できる病院を探してみてください。

専門家に相談することで、きっと回復への第一歩が踏み出せると思います。

この記事が、そんな誰かの一歩のお役に立てれば幸いです。

パニック障害についてより詳しく知りたい方は、下の記事もぜひあわせてご覧ください。

パニック障害を発症して15年の私の調べた事や、経験談をまとめています。

こちらの記事もオススメです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です